こんにちは。nonakaです。
突然ですが皆さん、ウェブサイトってどんな風にできているかご存知ですか?
完成品は世の中に溢れていますが、
ウェブサイトの制作過程って、業界に触れたことのない人には全くわからないですよね。
その気持ち、わかります。
そこで、ウェブサイトの制作手順をお菓子作りに例えてご説明いたします。
ファンシーなお菓子のイメージと共に、楽しく易しく、ウェブサイトづくりを辿ってみましょう。
立場設定
お菓子もウェブサイトも、もちろんご自宅で作ることが可能です。
最近は手作りキットもたくさん売られていますし、ネット上にレシピもたくさんありますよね。
しかし、今回は「お店」であるリバースへご注文いただいた場合を考えてみましょう。
皆さんはお店にお菓子を注文に来たお客様。ウェブサイトの「運営者」です。
大前提
ウェブサイトの多くは、運営者(リバースに制作を依頼してくださる方々)のものではありません。
最終的にサイトを利用するのは、ユーザー、つまり運営者のお客様です。
つまり、ウェブサイトはいわばオリジナルのギフト菓子なのです。
運営者は、お菓子を食べる相手のことを考えながら選び、
そして私たちも、お客様と、そのさらに向こうにいる利用者のことを考えながらお菓子を作るわけです。
価格帯
例えば、仲のいい友人の家に遊びにいくときの手土産。
もしくは、仕事でお世話になっている方へのお中元。
はたまた、仲間内で集まるパーティーに持っていく差し入れ。
皆さんならどんなお菓子を選ぶでしょうか。
関係性や好み、人数、食べる場所や時間帯、そして予算…場合によって様々ですよね。
ウェブサイトも同じで、お客さんの状況によって様々です。
ちなみにウェブサイトの価格は、クッキー1枚〜ウェディングケーキぐらい幅があるので、
まずはご希望を伺ってから、金額感をお伝えしております。
お菓子を注文!
さあ、下調べも終わったところで、ご来店。
リバースと一緒に、作るお菓子を決めていきましょう。
- どんな相手に、どんな形でお渡しするのか。
- まずは種類。手軽につまめるスマホサイズの焼き菓子か、新規取引先にお出しする上品な生菓子か。
- それから中身。どんな具材を詰めていくか。
- ボリューム感もありますね。ウェディングケーキサイズなのか、おひとり様サイズなのか。
- そして予算。
そういったことを、リバースからお客様にお聞きします。
お見積り・スケジュール
「どんなお菓子を作るのか」が決まると、材料費や作業工程がわかります。
ここから、お見積りを行います。
ウェブサイト菓子の場合は、材料をお客様からいただくことがあります。掲載する写真やテキストですね。
その場合は材料費が節約できるということです。
さらに、作業スケジュールを立てていきます。
単純に、大きいサイズのお菓子は時間がかかります。
また、工程に「一晩寝かせる」とか「別々に作って組み立てる」とか複雑なものが増えると、大変になってきます。
手の込んだお菓子をご所望の時は、早めにご注文くださいね。
デザイン〜完成予想図をお見せする
まずは試作を行います。
お菓子と違って、ウェブサイトは完成した後もやり直すことができます。
しかし、やはり完成に近ければ近いほど、やり直しは大変な作業になるのです。
ですので、まずは試作品を作り、
「こんな感じになります」というイメージの共有を行います。
ここで「食べやすい形にしたい」とか
「この食材を入れると美味しくなるんじゃないか」と言ったご意見をいただき、
修正を行います。
コーディング〜本番のお菓子を作る
完成予想図が固まったら、本番用のお菓子を作ります。
試作品を見ながら、職人が丁寧に材料を加工していきます。
ウェブサイト菓子は長く味わっていただくものが多いので、
できる限り日持ちするよう、工夫をしながら作成しています。
システム構築〜贈りやすい形に包装する
コーディングまでがお菓子作りだとしたら、
システム構築は、いわば贈り方のご提案と包装に当たるでしょうか。
出来上がったお菓子をどんな風に切り分けていくのか。
食べる人の状況や、渡し方によって様々です。
食べる人、贈る人のことを考えながら、職人が包装の仕方や、持ち運び方をご提案します。
完成!
こうしてようやく、オリジナル菓子の完成です。
先ほども言ったように、サイトの大きさや複雑さで変動はありますが、
通常、ウェブサイト制作はご依頼から完成までは2〜3ヶ月かかるとお伝えしています。
その制作期間で、これだけの作業が行われるわけですね。
お菓子作りもウェブサイト作りも、お客さんに喜んでいただきたい気持ちは同じ。
お客様お一人おひとりとやり取りしながら、最良の贈り物を作ろうと日々奮闘しております。
以上、nonakaでした。