こんにちは。nonakaです。
年度が変わるこの時期、どの業種も慌ただしくなりますね。
新年度に向けての準備と、年度末に〆が来る仕事がコンボ。
気がついたら、「あれもこれも終わらせないといけない!」なんてことになりがちです。
頑張ろう、年度末。
終わる、といえば。
ウェブサイトが閉鎖するのも、年度末にかかることが多いです。
でも、実は「ウェブサイトの閉鎖って、何をしなきゃいけないの?」という方、多いんじゃないかと思います。
そこで、ウェブサイト閉鎖にあたって、具体的にどんな手順を踏むことになるのか、簡単にまとめてみました。
1、サイトに閉鎖のお知らせを表示する。
突然サイトにアクセスできなくなってしまうと、これまで利用していたユーザーさんが困ってしまいます。
完全に閉鎖する前に、予告を出しておきましょう。
また、新しいウェブサイトができる場合は、合わせてURLを告知しておくと、ユーザーを呼び込みやすいのでおすすめです。
2、サーバーやドメインの契約を終了する。
今後使う予定がないサーバーやドメインは、解約手続きを行います。
手続きの方法や期限は、契約しているサーバー会社やプランによって違います。
サポートサイトに書いてあることが多いので、早めに確認しておきましょう。
さくらインターネット
Xサーバー
CPIサーバー
※手続きが遅くなると、自動で契約更新が行われ、余分に支払いが発生する場合があります!
ご注意を。
3、サーバーから、データをダウンロード
契約終了日より前に、サーバーからウェブサイトのデータをダウンロードし、保存しておきます。
契約終了後はサーバーに入れなくなるので、早めの作業がおすすめ。
4、サーバーからwebデータを消す?残す?
サーバーも解約する場合
契約が終了しても、サーバー自体は存在しています。そうすると、誰も手のつけられないウェブサイトデータが、しばらくネットの海を彷徨うことになります。
個人情報が含まれる場合もあると思うので、しっかりディスクなどにバックアップをとった上で、削除しておくことをお勧めします。
サーバーを継続して使う場合
一方、他のウェブサイト運用に併用していて、サーバーを今後も利用する場合は、注意が必要です。
他のページやサービスと連携していたり、リンクがつながっている時があるからです。
周辺のウェブ事情を確認した上で、データをどう断捨離するか、検討が必要です。
完全に消えるまでには時間がかかる
ウェブサイトのデータを削除しても、すぐに何もかも無くなるわけではありません。
キャッシュが残っていたり、検索エンジンに認知してもらうまでは、しばらくはアクセスされる状態になります。
また、ページにブックマークしていたり、SNSや外部サイトでURLが残っていたりと、サイトへの入り口を完全に無くすことはできません。
スムーズなサイト閉鎖を行うためにも、早めの告知や確認が大切です。
終わりに
広大なネットの海に旅立った状態のウェブサイトたち。
終わっているはずなのにいつまでも放置されていたり、今も活動しているはずなのに、何の更新もされていなかったり…。
きちんと閉鎖されることなく、廃墟と化したサイトも時々見かけます。
建物と同じく、ウェブサイトも利用がなくなるとどんどん朽ちていくものです。
一度作ったからには、最後まで面倒を見てあげなければなりませんね。
そんなわけで、頑張ろう年度末。