試験を受けてからもう随分経っているのですが、2019年の3月に「Webアナリスト検定」に合格しました。
Webアナリスト検定のことが気になってた方、Webマーケティングに関する資格取得を目指している方へ、資格取得までの流れを簡単に説明したいと思います。
Webアナリスト検定とは
webアナリスト検定は、一般社団法人日本Web協会(JWA)が主催している資格試験。
アクセスログ解析の基本から、Webサイトの問題発見の手法・改善のための考え方、年々変化しているデジタルマーケティングの種類や特徴といった、Web戦略を成果に導くために必要な知識が体系的に学べる内容になっています。
こういう人たちにオススメできる資格
試験の概要
開催場所
2019年7月現在、本年は横浜、名古屋、米子、東京での開催が決定しているようです。(詳しくは、公式サイト参照)
僕自身は、現在山口県在住でタイミング良く山口での開催時に受講することができました。
受講料(受験料)
主催者、会場によって異なるとのことです。
僕の場合は、講座受講料 + テキスト代金 + 試験代金 + 認定カード代金で25,000円(税込)でした。
※講座を受講せずに検定試験を受けることも可能なようです。
合格率
公式サイトによると、講座を受講された場合、8割くらいの方が合格しています。
上記のことから、試験対策の講座を受講されずに受験された方、及び全体の合格率はわかりませんが概ね全体でも比較的高い合格率なのではと思います。
試験までの流れ
申込み・受講料(受験料)の納入
各主催会場の申込みフォームから申込み可能です。
その後、受講料(受験料)の支払い方法に従って代金を納入します。代金確認が済み次第、公式テキストが郵送されます。
僕の場合は、試験日まであまり時間がなかったことに加え、主催した会社がすぐそばだったため直接テキストを取りにいきました。
Webアナリスト検定®対策講座について
5時間/1日で構成された、Webアナリストの養成を目指す講座です。
講座内容は、「webアナリストの定義」から「目標の設定」「集客・流入」「回遊」「コンバージョン」など多岐に渡ります。 5時間と長時間ではありますが、わかりやすい資料をもとに講座は進んでいきます。先生から時折つまずきやすいポイントや試験の出題範囲なども教えていただけるため、非常に充実した内容でした。
最後には、検定対策問題集も貰えるので、そちらで大体のテスト内容の雰囲気を掴むこともできました。
試験当日について
試験は全て、会場に用意されたパソコンを使って行われます。計算問題もあるので、それについては各自で用意した電卓を使います。
※スマートフォンで計算することは認められません。忘れないように注意しましょう。
試験時間は80分です。
試験監督の合図でスタートします。僕はログインにもたつき周りより少し開始が遅れましたが、自分のPC上でスタートしてから残り時間が計測されるので慌てなくても大丈夫です。80分という時間設定もほとんどの人が余っているようでした。(早く終わればその分早く退出できます。)
問題は全て4択で出題され、全部で70問程だったかと思います。
自分の解答数は画面上に表示されます。また、後で見返したい問題はリマインダーでチェックを付けることができるなど、非常に受験者にやさしいUIでした。
試験終了後は、その場で合否判定がでます。
※ただし、認定証は後日郵送されます
Webアナリスト検定を受けてみて
今回、Webアナリスト検定を受けてとても良かったと思います。
近年のデジタルマーケティングは重要度は増し続け、一方で複雑になっているものだと思います。
例えば、Googleアナリティクスの場合、「PV」や「直帰率」だけを見たところで、そのWebサイトを改善することはできません。
それよりも、まずは「どういう目標を設定するのか」「見るべきポイント」「それに対する改善方法」を理解し目標と数字の関わりを知らなければならないといったことを学ぶことができました。
これまでの偏った独りよがりの知識ではなく、基礎からしっかりと体系的に学びたいと思っていた自分にとって、この検定(講座)は充実した内容でした。
もちろん、検定に合格すればそれで充分だということはありません。ただ、以前に比べWeb戦略や数字への向き合い方が変わりました。この検定で得た知識をもっと実務の中で活かせれば良いなと思っています。